最近、DX化やDX推進など、よく耳にするようになりましたが、
【DX】とは、何の略かといいますと【デジタルトランスフォーメーション】です。
具体的には、ITなど、デジタル技術の導入によって、企業・店舗等の経営を【トランスフォーム(刷新)】していこうということです。
このDXとしての成功の一例として有名な企業の一つが動画配信大手のネットフリックスです。
ネットフリックスは当時アメリカ国内で、DVDの郵送レンタルサービスを展開してましたが、
このDVDを動画の配信へと転換、いわゆるトランスフォームをしまして、
顧客をグローバルに拡大し、このご時世での外出自粛の動きも加わり、事業は急成長していきました。
このケースの場合には物(DVD)の移動を無くした事で、一気に需要が高まり広がったわけです。
いやいや、そうはいっても うちの商品・製品はデジタル化出来ないから・・・
とお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
ケースバイケースですので、それはごもっともなお話です。
ですが、たとえ そのものをデジタル化出来ずとも、
B to B、B to C の各ユーザーはPC・タブレット・スマホ端末を使って欲しい商品・製品を必要な数だけ購入でき、
顧客のちょっとした質問にも、コミュニケーションツールで担当者が即座に回答するなど、
その他、購買データや、新製品の情報や配送状況も、
ウェブシステムやアプリを使用し共有できるので、
その打ち合わせの移動時間だけで、1日に往復で数時間も掛かるものを時短の効率化をはかり、
他の業務にあたる時間も作れ、要件以外はDX化に逆により顧客との接点を増やす事も可能となります。
何より今は、感染症対策も考慮しながらも経済を回さなければならなく、
このバランスが非常に難しい問題の一つですが、
たんにDX化というよりは、日々の創意工夫が大切だと考えてなりません。
インターネットは、14.4Kbps通信速度の時代から、5Gのギガスピードの時代になり、※10万倍のスピードになりました。
DXというのは、単にデジタル化するだけでは無く、
それぞれの会社が持っている様々で膨大に与えられたビジネスの要件・データの中から
観察・考察・検証を繰り返し、新しい戦略的なコンセプトを導き出すなど、
全く新しい価値観をも見いだす事にも繋がります。
真実のデータを読み解く知恵と、データ加工力、
加えてビジネスを遂行するエネルギーと合致できれば大きな推進力となりますね。
エンジニアや人手不足の時代にも
DX・AIとは知能の分配・補助とも言えると考えます。