業務上でも “AIによるGoogle検索体験の進化” を著しく感じてますが、SERPs(サープス)【検索結果ページ(Search Engine Result Pages)の略】の変化や、Googleの担当による発言なども加味し、進化について考察してみます。
最近のGoogle検索体験
私たち検索ユーザーが、Googleの検索ボックスにクエリ【検索窓に実際に入力する単語やフレーズ、文章】を入力しますと、クエリの内容にもよりますが、特に質問形式でのクエリでは、「AIによる概要(AI Overviews)」が、表示をされる場合があります。
更に深く知りたい場合には、必要に応じて「Alモードでさらに詳しく」ボタンを押すと、シームレスにAI modeへと移行して対話形式で調査を続けることができます。
AI modeは、独立したアプリとしてではなく、Google検索の体験の中に組み込まれています。
このAI modeでは、一度の質問だけではなく、その回答に対して何度も追加質問を行えるという特徴があります。
これは検索ユーザーの質問に対して、より深掘った回答を得られる、または関連する回答を得られ、結果として理解力を高められることにも繋がります。
Google検索市場全体の「拡張」と新たな機会

Googleの事業セグメント(Search & other)の2025年第3四半期の売上高は、前年比で大きく伸びています。
Googleは、そのような中でもなぜ進化を続けるのでしょうか?
その一つとして考えられますのは、検索するユーザーの検索体験を向上させ、より高速で包括的な情報を提供することです。
また、「リンクの羅列」による検索表示以外にも「AIによる回答・知性」へと検索エンジンを再定義し、検索の利便性を高めることが目的とも考えられます。
そのことにより、より深い質問(複雑な検索)への対応も可能となり、人が行う自然言語で対話するかのような質問・検索が可能になります。
実際に筆者もそういった検索クエリが増えたのも事実です。
Google担当のインタビューを聞いていますと、AIの導入を「拡張の瞬間(expansionary moment)」と捉えているようです。
一方でGeminiアプリは、検索とは一線を画す独立した取り組みのようで、ユーザー 一人ひとりの状況を把握し、サポートを提供する「パーソナルアシスタント」としての役割を担っているようです。
また、昨日(2026年1月17日)にOpenAIの「ChatGPTに広告表示を開始」予定と発表がありましたように、ChatGPTなどAIチャットボットの台頭により、Googleも競争優位の維持・強化する必要があると考えられます。
今後、GoogleのAI Mode上や、Geminiアプリ上にも広告表示される日がくるかもしれません。
